高い技術を持つ漉き割り加工の会社

松山哲昇氏が代表を務めるユウキスライス工業は、大阪市生野区にあります。

最寄り駅は地下鉄千日前線のとおる北巽駅で、歩いて15分の距離です。

JR桃谷駅からも歩いてアクセスすることが可能です。

さらにどちらの駅からも市バスが出ており、大池橋や巽北一丁目というバス停で降りればアクセスが容易です。

1997年に設立されたこの会社の事業は発泡体やコルク、フェルトのスライス加工です。

スライス加工は日本語で漉き割り加工といい、薄い素材をさらに薄くすることもあります。

この会社は、他社が断る難しいスライス加工をしてきた実績があります。

たとえば1ミリメートル以下の低発泡塩化ビニールを半分にスライスしたり、圧搾コルクを400マイクロメートルの厚さに加工したりするなどです。

従来の常識では不可能といわれていた加工にも成功してきました。

例を挙げれば、刃物を使った研磨剤の漉き割りやフェルト・ウレタン複合素材のスライスです。

そして使用するうえで重要な仕上げの美しさも、高い水準を保っています。

加工時に余計な傷を付けず、加工面のチェックも徹底しています。

それゆえの高品質がこの会社の魅力です。

他にもビジネスパートナーの要望に応じて、新素材の開発をすることもあります。

具体的にはフォトクロミックEVA発泡体の開発を経験しました。

これは太陽光や紫外線の刺激を受けて色が出たり消えたりするものです。

変形しやすく戻りやすい点も特徴で、様々な使い方が検討できます。